Louis Poulsen ルイスポールセン VL38 Floor ラジオハウス フロアライト カラー:2色 デザイン:ヴィルヘルム・ラウリッツェン
サイズ | Φ135×H1200mm |
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重量 | 5.2kg |
カラー | ブラック、ホワイト |
ランプ | 組込式LED 10W(約400lm) 2700K |
素材 | アルミ(塗装仕上げ)、キャストアルミ(塗装仕上げ)、真鍮 |
仕様 | シェード角度調節機能、フットスイッチ付、2段階調光機能付(100%・50%) |
原産国 | デンマーク |
デザイナー | Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン) |
ブランド | Louis Poulsen(ルイスポールセン) |
蘇る、デンマーク放送局の歴史的ランプ
ラジオハウス(デンマーク放送局)の録音スタジオで使用されていた照明が、オリジナルデザインそのままに遂に復刻されました。VL45(ラジオハウスペンダント)に加え、テーブルランプ、フロアランプ、ウォールランプがラインナップした、VL38シリーズが登場。機能美の追求から誕生した名作ランプは、読書、ワークライト、デスクライトに適します。
POINT

名作として愛されるVL38(ラジオハウス ランプ)が、オリジナルデザインで甦りました
1940年代にラジオハウス(デンマーク放送局)のためにデザインされたデスクランプが、VL38 Table(VL38 テーブル)として甦りました。同時復刻された、VL38 Floor(フロアランプ)、VL38 Wall(ウォールランプ)と併せて、VL38シリーズとしての展開。デンマークモダニズムと機能主義建築の代表的アーキテクトだったVilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)がデンマーク放送局を設計した際に作られました。当時、ラウリッツェンはラジオハウスで使用された照明をすべてルイスポールセンとのコラボレーションでデザインしています。



当時の姿はそのままに、現代のLED技術を搭載
今回復刻するVL38 シリーズは、すべてオリジナルデザインそのままに製作されており、ホワイト塗装されたシェードは、ペア・シェイプ(梨型)の美しい有機的フォルムで斜めに傾斜しています。そのシェードを上下に可動させるアーム部分は当時と同じ真鍮製(無塗装)。シェード内部の光源は現代の最新技術を使い、エネルギー効率に優れたLEDを組み込んでいます

1920年から自然光についてすでに徹底した研究を行っていた、素材と光を融合するマエストロ
ヴィルヘルム・ラウリッツェンは、素材と光を融合させる天才でした。彼は1920年の早くから、自然光についての徹底した研究を行ない、アーキテクトとしての人生を通し、自分が設計する建築物と調和するランプのデザインと改善に取り組んでいました。VL38シリーズは、1930~1940年代のモダンな雰囲気を感じさせますが、そのタイムレスなデザインは現代のインテリア空間に新鮮さを与えます。



眩しさを感じさせない穏やかな光
VL38シリーズのデザインには、ラジオハウスのために設計したシャンデリアと多くの共通点があります。非常にシンプルで機能的、エレガントな照明シリーズで、白色と真鍮の組み合わせがとても美しいタイムレスなデザイン。シェードの形によって光が下方向に向けられるため、眩しさを感じさせない穏やかな光を発します。

ラウリッツェンが設計した名建築、ラジオハウス(デンマーク放送局)
ラウリッツェンは、1934年にラジオハウスの設計を任されました、それは建築コンペティションで勝ち取った仕事ではなく、彼の大胆な行動の結果でした。当時あったデンマーク放送局の建物(“巣箱”と呼ばれていた)は、オープンからわずか数年で、早くも建築界の恥として有名になっており、スタジオには外部の騒音が忍び込み、コンサートホールと劇場を兼ねたホールは、音楽と演劇のどちらの面でもアーティストの期待に応えられませんでした。ラウリッツェンは行動的な建築家でした。この状況を絶好のチャンスとみた彼は、自ら放送協会にアプローチし、新しいラジオハウスの計画を提案し、契約を得たのです。戦争の勃発のため建物の完成は遅れ、竣工までには約10年を要しましたが、そうした遅れも建築家にとっては、細心のデザインを作り上げ、あらゆるディテールの完成度を高めるのに必要な時間が取れることを意味しました。例えば、彼と彼のスタッフは、スタジオと大きなコンサートホールの音響を、まるでストラディヴァリウスを扱うかのように細やかに調整し、そのプロセス全体を通じて、彼らは実物大でパネルをテストし、必要に応じて形状や素材に手を加えながら、1:1のスケールで音響実験を行うという滅多にない機会に恵まれたのでした。現在では、デンマーク放送局は新しい場所に移転し、ラウリッツェンのラジオハウスはデンマーク音楽大学の建物として生まれ変わっています。ラジオハウスから音楽大学へのコンヴァージョンは、ラウリッツェンへの深い愛情をもって行なわれ、彼の建築のクオリティーは可能な限り保存されました。
SPEC
COLOR
ブラック
ホワイト
DESIGNER
Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)
デンマークの歴史の中でも最も有名な建築家の1人で、デンマーク機能主義建築の先駆者です。名建築ラジオハウスのほか、ノーレブロ劇場 (Nørrebro Theatre) や、現在はサンクトペトリホテル (Skt. Petri Hotel) となっているデールス・デパート (Daells Varehus)、そしてモダニズム建築の傑作であるコペンハーゲン空港のターミナル39(歴史的建築として空港の敷地内に永久保存)など、数々の名作を手がけました。そのほかの代表作としては、現在はコンサート会場ヴェガ (Vega) として知られる市民会館、ワシントンのデンマーク大使館であるシェルハウス (Shellhuset) などが挙げられます。特にラジオハウスとコペンハーゲン空港のターミナル39は、ヨーロッパの建築における近代主義の象徴と言われています。
BRAND
Louis Poulsen(ルイスポールセン)
ルイスポールセンは80年以上にわたり、確かなヴィジョンを持った建築家やデザイナーたちと協同し、建物とその周辺環境のための革新的なライティング・ソリューションを生みだしてきました。その優れたデザイン、クラフツマンシップ、そして品質は、世界中のさまざまな傑出したプロジェクトで目にすることができます。
NOTE
【当店は Louis Poulsen 社のブランド・パートナーショップ(正規取扱販売店)です】
当店アトラクトは、Louis Poulsen(ルイスポールセン)社のブランド・パートナーショップです。万一、商品に不具合などあった場合のアフターサービスはもちろん、修理なども承っております。詳しくはお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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