FRITZ HANSEN（フリッツ・ハンセン）生活を変えるLITTLE FRIEND「リトルフレンド」

2022.7.15

いいものを大切に、スマートな暮らしを求める方に。
長く使える機能的でシンプルなデザインのサイドテーブル「リトルフレンド」をご紹介します。

150年の歴史をもち北欧を代表する家具ブランドとして名を馳せるFRITZ HANSEN（フリッツ・ハンセン）。フリッツ・ハンセンは、2000年代、それまでの中心となっていた巨匠アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムの名作の揃うクラシックラインを維持しつつ、時代に沿った現代的なデザインに取り組むため、新鋭デザイナーを迎え入れました。

その一人であるデンマーク出身のキャスパー・サルトが「リトルフレンド」をデザインしました。サルトのデザインは、デンマーク家具デザインの伝統と国際的な工業デザインのバランスに定評があり、同社初の屋内外チェア・アイスをはじめ、ナップチェア、プルラリステーブルを発表しています。素材や機能性などすべてのプロセスについてじっくりと思考し製作されたアイテムは、フリッツ・ハンセンに新たなファンを生み続けています。

なかでも「リトルフレンド」は生活を変えるデザインとして、小さいながらも同社の歴史において重要な作品となりました。

生活習慣をあらゆる面でサポートするテーブル

このプロダクトが開発されたきっかけは、サルトが世界各地を旅行するたびに、公共の空間などのいたるところで、人々が膝に置いたノートパソコンに向き合っている姿を目にしたことでした。彼はやがて生まれたテーブル「リトルフレンド」について語っています。

「見るからに使いにくそうで、人間工学的にも間違っています。そんな現代の生活習慣をあらゆる面でサポートしてくれるテーブルを私はデザインしようと決心したのです。」

強い使命のもとに生まれた「リトルフレンド」は、自由度が高く、用途が幅広く、移動が簡単でサイドテーブルの理想をかなえるアイテムとなりました。

生活を向上させるデザイン（リトルフレンドの特徴）

1、軽量で持ち運びが簡単

「リトルフレンド」はその名の通り「小さな友達」と言える存在。天板にくり抜かれた持ち手部分をさっと持ち上げて移動できます。3.6kg（2ℓペットボトル×2本以下）の軽さなので、女性も子どもも簡単に運べます。

2、天板が広い

φ45cmの天板は、ノートパソコンの横にカップをおいて作業もできる広さがあります。

3、高さが自由に調節できる

天板についているボタンで、50～73㎝の間でお好みの高さに無段階で調整できます。

4、アイコニックで便利な脚

特徴的な3本脚の土台は、ソファやラウンジチェアの下に潜り込ませ、自分の側までテーブルを引き寄せることが可能です。ユニークなカタチは、どんなインテリアにも馴染みます。

一台で多用途に

リビング、寝室、パウダールーム、ベランダではサイドテーブルとして。キッチン、ダイニングでは作業台として使えます。それぞれにテーブルを用意するとモノも増え、コストもかかります。人とともに移動するポータブルな「リトルフレンド」は、置き場所を決めず、一台で暮らしを快適にしてくれます。そして住宅だけでなくワーキングスペース、公共スペースなどあらゆるシーンで実力を発揮します。

理想のサイドテーブルを実現するためには困難もありました・・・。
「リトルフレンド」の高さ調節は重要な機能で、そのアイデアのための仕組みはフリッツ・ハンセンとキャスパー・サルトにとって、大きな挑戦となりました。
それは支柱の正確な高さ調整のためのメカニズムを実現できる製造業者が、なかなか見つからなかったからです。

しかし彼とフリッツ・ハンセンのデザインチームがスペイン北部を旅したとき、ノートパソコンの重さに対して、最適な具合に支柱に圧力をかけることのできる専門家に出会えたことで解決に近づきました。こうして天板につける高さ調節のボタンと支柱の仕組みが生まれました。

バリエーション

テーブルトップの素材とカラーは、ラミネート仕上げのホワイト、ブラックの2色と、より温かい印象のナチュラルウッドのオークとウォールナットの2色。ベースもそれぞれのカラーでアルミのポリッシュ仕上げもしくはラッカー塗装仕上げから選択可能です。天板の高さが60㎝に固定されたタイプと50〜73cmに調整できるタイプがあります。